ボトックス(ボツリヌス)療法
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- STEP 1無料カウンセリング
- 現在抱えているお悩み(顎の痛み、歯のすり減り、エラの張りなど)を詳しく伺います。実際にお口の中を拝見し、咬筋の容積や硬さを触診して、ボトックス治療の適応があるかどうかを診断します。当院では、無理な勧誘や不要な施術の押し付けは一切行いません。
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- STEP 2問診・確認
- アレルギー歴、現在の服薬状況、全身の既往歴を確認します。また、本製剤の特性上、妊娠中・授乳中の方への投与は行えないため、該当する事項がないかを二重にチェックします。同意書の内容に沿って、効果、副作用、注意事項を詳しくご説明します。
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- STEP 3冷却・麻酔クリーム
- 施術ベッド、または診療チェアにて、注射部位のマーキングを行い、皮膚表面をしっかりと冷却します。麻酔クリームを希望された場合は、事前に塗布して感覚が鈍くなるのを待ってから処置に移行します。
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- STEP 4施術(約5分)
- 口腔周囲の解剖に精通した歯科医師が、計10箇所の注射点へ正確にコアトックスを注入します。使用する針は極めて細い医療用注射針のため、組織へのダメージは最小限に抑えられます。実際の注入時間は5分程度です。
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- STEP 5アフターケア説明
- 当日の生活における注意事項(入浴、運動、飲酒の制限など)をお伝えし、そのままお帰りいただきます。受付からお帰りまでスムーズに進行するため、お仕事の合間や外出ついでに通院していただくことが可能です。
- 妊娠中、授乳中、または妊娠している可能性のある方
- 過去にボツリヌス毒素製剤でアレルギー反応を起こしたことがある方
- 重症筋無力症、ランバート・イートン症候群などの神経筋肉接合部疾患(全身の筋力低下を起こす病気)をお持ちの方
- アミノグリコシド系抗生物質、筋肉弛緩剤などを現在服用中の方(薬剤の作用が増強される恐れがあります)
- Q. 1回の注射でどのくらいの効果がありますか?効果が切れたらすぐ元に戻りますか?
- A. 1回の注射で、通常3〜6ヶ月間、食いしばる力を適度に抑える効果が持続します。薬の効果が切れると、筋肉の動き自体は元に戻りますが、4〜5ヶ月ほど過緊張を休ませていたことで、筋肉自体の「食いしばり癖」が緩和され、以前よりも痛みが軽くなったり、エラの張りが戻りにくくなったりする長期的なメリットが得られやすくなります。
- Q. 左右で5箇所ずつ、合計10箇所も注射するのはなぜですか?痛みが心配です。
- A. 咬筋は非常に容積が大きく、縦に長い筋肉です。1箇所や2箇所だけにまとめて注入すると、薬剤が一部分にしか作用せず、噛み合わせのバランスが崩れたり、不自然な弛緩が起きたりします。全体にまんべんなく行き渡らせ、自然で均一な治療効果を出すために、左右各5箇所に分けて細かく注入しています。極細の針を使用し、事前の冷却を徹底しますので、強い痛みを感じることはほとんどありません。
- Q. ダウンタイムは本当にありませんか?仕事帰りに受けられますか?
- A. はい、ダウンタイムはほぼありません。注射直後に針を刺した部分がわずかに赤くなることがありますが、数時間以内に消失します。施術時間は5分程度ですので、お仕事帰りや休日の外出の合間にお越しいただき、そのまま普段通りの日常生活(洗顔、メイク、デスクワークなど)に戻っていただけます。
- Q. 美容外科で受けるエラボトックスと、歯科医院で受けるボトックスは何が違うのですか?
- A. 使用する薬剤のメカニズムや、エラの張りを軽減させるという外面的な結果そのものは共通しています。しかし、歯科医院で行うボトックスは、あくまで「歯ぎしり・食いしばりによる口腔内環境の破壊を防ぐ」「顎関節症の負荷を和らげる」といった、顎口腔機能の正常化と歯の保護を第一の目的(主訴)としています。口腔周囲の機能的な噛み合わせのバランスを評価しながら的確な部位へ注入できる点が、歯科で行う最大の意義です。
- Q. 副作用が強く出た場合、薬の効果を消す解毒剤(元に戻す方法)はありますか?
- A. 残念ながら、一度注入したボトックスの効果を即座に消去する中和剤や解毒剤はありません。万が一、「噛みにくさ」などの違和感が強く出た場合でも、時間経過とともに(通常は数週間単位で)必ず薬効は薄れ、筋肉の動きは完全に元に戻ります。当院ではそのようなトラブルを起こさないよう、事前の丁寧な触診により、個々の筋量に合わせた適切な深度と分量でのアプローチを徹底しています。
筋肉の過度な緊張を緩和し、顎や歯への負担を軽減する選択肢
顎関節症による痛みが強い方や、夜間の無意識の食いしばり・歯ぎしりが深刻な方の中には、「ナイトガード(マウスピース)を毎晩つけているけれど、朝起きると顎がだるい」「マウスピース自体を噛み割ってしまう」というケースがあります。
このような、筋肉の過度な働き(過緊張)が原因で生じるトラブルに対して、当院では選択肢の一つとして「ボトックス治療(ボツリヌス療法)」をご提案しています。
ボトックス治療とは、タンパク質の一種(ボツリヌストキシン)を肥大化した筋肉に直接注入することで、筋肉に伝わる神経の指令を一時的に弱め、過剰な緊張をコントロールする治療法です。美容医療のシワ取りなどで広く知られていますが、歯科医療においては、顎の痛み、歯ぎしり、食いしばり、それに伴う頭痛などの症状を和らげる目的で効果的に活用されています。
咬筋ボトックス治療の仕組みと治療目的
ボトックス治療(ボツリヌス療法)は、ボツリヌス菌が産生する天然のタンパク質(ボツリヌストキシン)を成分とした薬剤を、過剰に発達した咬筋に直接注入する治療法です。
人間が筋肉を動かす際、神経の末端から「アセチルコリン」という神経伝達物質が放出され、それが筋肉の受容体に結合することで筋肉が収縮します。
ボツリヌストキシンは、このアセチルコリンの放出を局所的に阻害する働きを持っています。
注射した部位の筋肉は、神経からの収縮指令が届かなくなるため、一時的に活動が穏やかになります。
歯科で行うボトックス治療の目的
本治療は、すべての咀嚼運動を止めるものではありません。
食事をする、会話をするといった日常生活に必要な「正常な咀嚼力」は維持しつつ、歯ぎしりや食いしばり時に発生する「異常な過剰圧」のみをピンポイントで減弱させることを目的としています。
過緊張状態にあった咬筋が休まることで、徐々に筋肉のボリュームが本来の適正なサイズへと縮小し、顎関節症の諸症状の緩和や、歯の保護へと繋がります。
使用製剤「コアトックス(CORETOX)」の特徴と安全性
当院では、患者様への安全性と治療効果の安定性を考慮し、Medytox社(メディトックス社)製のボツリヌストキシン製剤「コアトックス(CORETOX)」(Botulinum Toxin Type A 100U)を採用しています。
従来のボツリヌス製剤
タンパク質複合体(不純物) + ボツリヌストキシン(有効成分)
過剰な投与や繰り返しの治療により、体内で「抗体」が作られやすく、将来的に効果が出にくくなるリスクがある。
コアトックス(CORETOX)
ボツリヌストキシン(有効成分のみを高純度抽出)
タンパク質複合体を徹底して排除。抗体産生リスクが極めて低く、定期的な継続治療においても効果が安定しやすい。
① 高純度設計による抗体産生リスクの低減
従来のボツリヌス製剤には、有効成分であるボツリヌストキシンの周囲に「タンパク質複合体」と呼ばれる不純物が含まれていました。
この複合体が体内で免疫反応を引き起こし、「抗体(薬剤の効果を中和してしまう物質)」が作られる原因になることが知られていました。抗体ができてしまうと、その後治療を重ねても効果が現れにくくなります。
コアトックスは、製造過程においてこのタンパク質複合体を高度に除去した次世代の製剤です。
不純物が少ないため、繰り返し定期的な施術を行っても効果が減弱しにくく、継続的な治療に適しているとされています。
② 国際的な品質基準のクリア
コアトックスは、韓国の政府機関である韓国食品医薬品安全処(KFDA)の承認を受けており、その品質、有効性、安全性が厳格に審査されています。
当院では、品質管理が徹底された正規ルートの仕入れによる正規品のみを使用しています。
⚠️ 未承認医薬品に関する法的明記
コアトックスは、日本国内の医薬品医療機器等法(薬機法)における承認を得ていない未承認医薬品に該当します。
そのため、日本国内で一般流通している医薬品のような医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
当院では、歯科医師の専門的な責任と判断のもと、患者様に十分な事前説明を行い、同意(インフォームドコンセント)をいただいた上で施術を行っております。
小宮歯科医院における施術のこだわり
お口周りの筋肉や骨格は、非常に繊細な構造をしています。
当院では安全かつ均一な効果を引き出すため、以下の体制で施術に臨んでいます。
口腔周囲の解剖を熟知した歯科医師による担当
咬筋の周囲には、顔面神経の枝や重要な血管(顔面動脈・静脈)、さらには唾液を分泌する耳下腺およびその導管(耳下腺管)が複雑に走行しています。
当院では、日常の歯科診療や口腔外科手術を通じて、これら頭頸部の解剖学的構造を深く理解している歯科医師が全ての施術を担当します。
咬筋の正確な位置、深さ、範囲を見極めて針を進めるため、神経損傷や他組織への誤注入といったリスクを最小限に抑えることが可能です。
左右各5箇所(計10箇所)のマルチポイント注入
薬剤を一箇所にまとめて大量に注入すると、その部分だけが強く麻痺したり、薬液が周囲の予期せぬ筋肉(笑筋など)へ拡散して表情が不自然になったりするリスクが高まります。
当院では、咬筋全体に薬剤をまんべんなく、均一に行き渡らせるため、片側5箇所、左右合わせて計10箇所のポイントに細かく分散して注射を行います。
これにより、噛み合わせのバランスを崩すことなく、自然な形で全体的な筋力を減弱させることができます。
冷却および麻酔クリームによるペインコントロール
注射時の痛みをできる限り軽減するため、以下の2段階の配慮を行っています。
スキンクーリング(冷却)
注射の直前に患部を専用の冷却材で一定時間冷やします。皮膚の感覚を一時的に鈍麻させることで、針が刺さる際のチクッとした痛みを大幅に和らげます。
麻酔クリーム(希望制)
注射の痛みに強い不安がある方には、事前に皮膚表面へ塗布するタイプの麻酔クリームを併用することが可能です(カウンセリング時にご指定いただけます)。
対象となる主な症状と治療による具体的なメリット
本治療を受けることで、お口の中の環境改善だけでなく、付随する生活の質の向上につながるメリットがあります。
歯ぎしり・食いしばりの改善
筋肉の収縮力が穏やかになるため、夜間の激しい歯ぎしりや、仕事中に無意識に行っている強い噛み締めが抑制されます。これにより、朝起きたときの顎の疲労感や痛みが大幅に軽減されます。
肩こり・頭痛の随伴的改善
咬筋の過緊張からくる側頭筋や頸部筋肉へのストレスが緩和されるため、原因不明とされていた慢性的な緊張性頭痛や、頑固な肩こりが和らぐ傾向があります。
エラの張り改善・小顔効果
発達して横に盛り上がっていた咬筋が、使われなくなることで徐々にスリムになっていきます。これにより、エラの張りが目立たなくなり、すっきりとした自然なフェイスライン(小顔効果)へと導かれます。
歯科治療物の寿命延長
セラミックなどの審美被せ物やインプラント体にかかる過剰な応力が低減されるため、人工物の破折や脱離、インプラント周囲骨の吸収といったトラブルを防ぎ、治療結果を長持ちさせることができます。
施術の具体的な流れ
初診からアフターケアまでのステップを明確にし、患者様が安心して治療に臨めるよう配慮しています。
効果の発現時期、持続期間、推奨される投与間隔
ボトックス治療は即効性のある治療ではなく、徐々に効果が現れる性質を持っています。
数日〜1週間後(初期効果)
咀嚼筋の過剰な力が徐々に抜け始め、食いしばろうとしても奥歯が強く当たらない感覚を自覚し始めます。
顎の重だるさや、朝の痛みが和らぎ始める段階です。
2週間〜4週間後(最大効果)
薬剤の作用がピークに達します。この頃には就寝中の歯ぎしりの頻度や強さが大幅に抑えられます。
1ヶ月〜2ヶ月後(外見的な変化)
筋肉が使われない状態が持続することで、咬筋の容積が徐々に縮小(萎縮)し始めます。
この時期になると、エラの張りが目立たなくなり、周囲から「顔がすっきりした」と言われるような小顔効果を実感される方が多くなります。
3ヶ月〜6ヶ月後(効果の減衰)
薬効は徐々に体内で分解され、神経の末端が再生されることで、筋肉の動きが元に戻り始めます。
推奨される継続的な投与タイミング
効果を持続させ、筋肉が再び元の大きさにまで肥大化するのを防ぐためには、効果が完全に消失する前(3〜6ヶ月後が目安)に2回目の投与を行うことを推奨しています。
一定の間隔を保って複数回の施術を行うことで、筋肉自体が「強く噛み締めない状態」を記憶し、長期的かつ安定した効果が得られやすくなります。
副作用・リスクおよび施術後の注意事項
ボトックス治療はダウンタイムがほとんどない安全性の高い治療ですが、医療行為である以上、一定のリスクや副作用が存在します。事前にこれらを正しく理解しておくことが重要です。
① 起こりうる一時的な副作用
あごの重だるさ・咀嚼時の違和感:
注入後数日から2週間ほど、硬いものを噛むときに「顎がすぐに疲れる」「力が入りにくい」と感じることがあります。これは過緊張状態にあった筋肉が急に緩んだことによる正常な反応であり、周囲の補助的な筋肉が順応するにつれて自然に消失します。
内出血・微細な腫れ:
針を刺すため、ごく稀に微細な内出血(青あざ)が生じる場合があります。万が一発生した場合でも、大きさは数ミリ程度であり、メイクで容易に隠すことができます。通常は1〜2週間程度で体内に吸収され、痕を残さず消退します。
笑顔の不自然さ(非常に稀):
薬液が咬筋以外の「笑筋(口角を横に引く筋肉)」などに拡散した場合、一時的に笑顔が左右非対称になることがあります。当院ではマルチポイントで細かく注入位置をコントロールすることで、このリスクを極めて低く抑えています。
② 施術後の具体的な注意事項(過ごし方)
注入部位を揉まない・マッサージしない:
施術後3日間は、注射した部位を強く揉んだり、美顔ローラーでマッサージしたりしないでください。薬剤が周囲の異なる筋肉へ拡散し、予期せぬ副作用の原因となります。
長時間の入浴・サウナ・激しい運動の禁止:
施術当日は体温が著しく上がる行為(長風呂、サウナ、激しいスポーツ、過度の飲酒)を避けてください。血流が良くなりすぎると、注入した薬剤が周囲に広がりやすくなったり、内出血のリスクが高まったりします。
熱い食事の制限:
ボトックスの主成分であるタンパク質は熱に弱い性質があります。施術後数日間は、過度に熱い鍋物やスープなどを直接患部に当てるような飲食は避けることが推奨されます。
確実な避妊期間の遵守:
胎児への安全性が確立されていないため、ボトックス注射の前後、女性は2ヶ月(約2回の月経周期)、男性は3ヶ月間の確実な避妊が必要です。
③ 施術をお受けいただけない方(禁忌)
料金体系(すべて税込表記)
当院の咬筋ボトックス治療は、明朗な価格設定を行っており、追加の診察料や無理なオプションの付帯はありません。
施術メニュー |
料金(税込) |
内訳・備考 |
|---|---|---|
初回 咬筋ボトックス |
¥33,000 |
コアトックス製剤(100U使用)/ 左右各5箇所・計10箇所注入 |
2回目以降 咬筋ボトックス |
¥16,500 |
コアトックス製剤(100U使用)/ 左右各5箇所・計10箇所注入 |
カウンセリング料 |
無料 |
初回のカウンセリングおよび適応診断のみの場合、費用は一切発生しません。 |
お支払い方法
現金および各種クレジットカードに対応しています。
※ボトックス治療は公的医療保険の対象外(自由診療)となります。
また、当院で取り扱っているデンタルローンの対象外となりますのであらかじめご了承ください。
よくあるご質問(FAQ)と回答

