歯周病

乳歯は、永久歯と比べて柔らかいうえに、歯の溝が深くて複雑な形状をしているため、むし歯になりやすいことが特徴です。また、進行も早いため、後から治療しようと思っている間にむし歯が重症化する恐れもあります。

乳歯には、永久歯が正しく生えるように導く役割があるため、いずれ永久歯に生え変わるからといって放置してはいけません。もし、乳歯を失えば、永久歯の生え方に支障をきたし、歯並びや噛み合わせが乱れやすくなります。つまり、生涯にわたり歯の健康を守るには、乳歯を守ることから始める必要があるのです。

当院では、むし歯や歯周病の治療のほか、フッ素塗布やシーラント、歯磨き指導、定期健診など、さまざまな方法で歯を守るお手伝いをしております。また、お子さまが歯科医院に対して苦手意識を持つことのないように、お子さまとのコミュニケーションを大切にして、やさしく丁寧に接しておりますので、お気軽にご相談ください。

定期検診で虫歯になりにくい歯へ

乳歯には丈夫な永久歯が生えるための準備・永久歯を正しい位置に導くといった役割があります。そのほか顎の骨の成長や知能の発達、正常なかみ合わせにも影響があります。乳歯だから、生え変わるから、と言って、虫歯になっても問題ないとは限りません。毎日の歯みがきの意識付けや、歯科医院での定期検診、必要に応じてフッ素塗布も行います。

健やかな歯の成長のために、生活習慣で気を付けること

近年、日本の食生活が急速に変わり、インスタント食品が増え、食べ物が柔らかくなり、かむことに関連する筋肉が充分に発達しない子ども達が増えています。他に生活習慣の変化により、全身の筋肉も弱く、骨も細く、背骨が湾曲したり、体のひずみが出る子どもも、特に10代の方に増えています。従って全身的には、偏頭痛、肩こり、背中の痛み、腰痛、他にいろいろな原因のよくわからない症状が出る方も増えています。

他に姿勢の乱れ、種々の癖によっても、あごの非対称、体のねじれは増長されます。対策としては特に成長発育期には、基本的にはインスタント食品を減らして、食生活を正しくすること、固いものをよくかんで食べること、全身の筋肉をよく使って鍛える事だと思います。